まえがき
さてさて、今回の渡ハは豆子にとって2回目のハワイとなります。
前回は十年前、やはり10月。友達5人との初ハワイでした。あの頃は右も左もわからず、一緒に行ったハワイの達人的友達にすべて任せっきり・・・事前にガイドブックすら読んだ記憶がありません(-_-!)なので、純粋な感想として、なんて心地よい気候とキレイなビーチなんでしょう!といった程度の感想でした。
ところが、今回は頼ることもできません。なんてったって、私のダンナ様であるごくうくんは上海人であり、当然ながらハワイなんて初めてで、しかもハワイはアメリカですので彼にはビザも必要なのです。私は前から【最愛の人とハワイに行きた~い!あの素晴らしい白い砂浜、青い海をふたりで堪能した~い!】なんて漠然と念願しておりましたが、いざとなると、現実問題としてイロイロと厄介で面倒な点もある、という事に気づいてしまったのです。
一番大きな問題、というか面倒な問題はやはりビザ取得でしょうか?妻である私の戸籍はもちろん、それを英訳したものやごくうくんのすべての出身校とその住所、旅行資金を証明できる銀行の残高証明とその英訳書類、細かいところでは、今までの職場における上司の名前(フルネーム)etc・・・。とにかく揃える書類が多かったのです。旅行代理店を通したので、これでもいくらかの手間は省けたんですよ(~_~)そして、アメリカ大使館に申請してから約1ヶ月後にごくうくんのアメリカビザがおりてきたのです。こうして私たち夫婦は最低限必要なハワイ行きのキップを手に入れることができました。
思えば、私たちの間でハワイの話が出たのがゴールデンウィーク明けの頃だったから、出発日まで、苦節約5ヶ月・・・といったところでしょうか(涙)きっと日本人同士のカップルだったら出発2ヶ月前の予約でも余裕でしょぅね(こんなグチはごくうくんには言えないけど)。
何はともあれ、無事にハワイでの6日間を楽しむことができました。ほとんど自己満足の世界ではありますが、お暇のある方はちょこっと私たちのハワイ滞在記を読んでみてください。
CHAPTER.1 出発日(9/28)
朝からシトシトと雨が降っていて、何だかハワイに行くんだ、という実感がわいてこないし、私は数日前から、この気温の変化にやられてしまい発熱してたので(知恵熱をいう噂もあり)ダル~イ倦怠感が残って、まるでハワイどころの騒ぎではなかったのです。それでも最後の荷物詰めをやらねば!とスーツケースに次々と荷物を詰めていきました。ごくうくんは直前に入ったお仕事をギリギリまでかかってやっつけたので、やや疲労気味みたいでした。ふたりともこんな状態で大丈夫だろうか?という感じでした。
夜10時出発の飛行機に合わせて、余裕をもって夕方5時13分新宿発の成田エクスプレスに乗り、えらくドンヨリした東京のくもり空を眺めながら、成田空港第2ターミナルに向かいました。到着したのは6時半を少し過ぎた頃。世界のイロイロな所へ向かう人でごった返しています。私個人としては、この雰囲気が大好き!これからの楽しい旅を予感させてくれるように、誰もがみんな笑顔に見えるんです。私たちは余裕を持ちすぎて、空港に早めに着いてしまったので、出国手続きや搭乗手続きもすぐに済み、出発までの時間をのんびりと過ごしました。
いよいよ出発です。JALなので何かと便利かな・・・と思っていたのですが、座席の狭さにビックリ(>_<)私には、さほど問題ないのですが、体の大きいごくうくんにとっては窮屈極まりないスペースでした。これで7時間は、どんなに機内サービスが良くても耐え難いものがあります。ごくうくんがかわいそう・・・飛行機もアメリカサイズとか日本サイズとかあるのでしょうか?お察しの通り、もちろん機内での熟睡など持ってのほかでした(泣)
ちなみに、機内食ですが、ふたりとも洋食を選んだので「チキンとマッシュルームのパスタグラタン、スモークサーモン、生ハム、ポテトサラダ、肉だんご、チョコレートムースケーキetc」。私は興奮気味のため、あまり食べられなかったけど、ごくうくんはほぼ完食。
私は風邪が完治してないのに加え、機内の乾燥状態にのどがイガイガイガイガ、持ってきた「のどシュッシュッ」を頻繁に吹き付けていました。
そうこうすると、飛行機の窓の外が明るくなってきます。ごくうくんはシャッターチャンスとばかりに、デジカメで外の様子を撮りまくっています。しばらくすると、ホノルル上空です。いやぁ、とうとう着いてしまった・・・のね。